フリースタイルリブレの限界。スキャンしたときだけ異常に高い数値が出る件。

自動測定値の流れに対して、スキャンしたときだけ妙に高い数値が出るなあと、不思議に思っていました。
問い合わせをして確認したところ、その不思議が解明したので忘れないうちにメモ。

リブレの自動測定は、15分ごとに「最適化された」数値が算出されているので、極端に高い or 低い数値は都度、捨てられます。
しかし、スキャンした時だけは、その捨てられた極端な数値を拾ってしまうのです。

一例を想定して具体的にみてましょう。
15分ごとの自動測定(左列)では「最適化」された数値、つまりその15分間の平均値のようなものが出ている。すなわち、極端な数値は事実上省かれている。

しかし、手動スキャン(右列)では「最適化されない」そのままの値が出る。この例では、「105」と「110」が算出された30分間の間に相当な変動が隠れていたことになります。
しかしそれは、通常は極端値として捨てられているので、手動スキャンをしない限り気付かないというわけ。

さらには、リブレのソフトウェアの「日別記録」で出てくるピークの値(下の図では「128」)も「最適化」された数値なのです。

先の例に戻ると、
自動測定にまかせっきりの場合はピーク値が「110」となる。
たまたま手動スキャンをして高値をキャッチした場合は、そのキャッチした値「150」がピーク値として表示される。

つまり、たまたま手動スキャンで高値をキャッチした時は、このメニューはそうとう駄目ね~😱となり、
のんきに自動スキャンに任せっきりの場合は、このメニューは優秀ね~😊ってことになる。

この実証検査は、手動スキャンのタイミングによって、かなりの誤差があるってこと。
そうだったのか~~。リブレの限界ですね。
かくなるうえは、偶然性の高い手動スキャンの値を排除してピーク値を取り出した方が、メニューごとの比較には良いのかもね。最後にまとめて見直します!