イヤホンはやっぱりこれが好き。ネックバンド型と完全ワイヤレスの比較

イヤホンは断然ワイヤレスだね!!
では、ネックバンドと完全ワイヤレスはどっちが良いのだろうか?



なぜ比較することに?

ずいぶん前に記事にしたお気に入りのイヤホン。(インナーイヤー型の(カナル型ではない)イヤホンに切り替えた。極小耳にも優しいBluetooth Picun H2 の使用感レビュー。
それからずっと、1年以上、やっぱイイね~と日々愛用していたのだけど、
これが突然無くなった~~。
電車で、マフラーを外したときなどに、落としてしまったんだ~~(と思っていた)😰

同じものを再購入しようかとも思ったけど、せっかくだから完全ワイヤレスに挑戦することに。




比較対象

完全ワイヤレス

完全ワイヤレスのイヤホンはお高いのが多いよね~。
まずはお試しなので、ダントツ安価な、よくあるタイプのイヤホンを選択しました。


わたしが昨年の暮れに購入したこの商品は、もう Amazon で販売されていないみたい。
しかし、このイヤホンは、だいたい同じものが雑多に氾濫しているので、みなさん似たり寄ったりなんじゃないかな~。例えばこちらとか。



ネックバンド型

ネックバンドの方も、わたしが2018年7月に購入した品はもう無い。
同メーカーの後継品がこちら。

だいたい同じ感じだけど、ボタンのデザインが一新され、なにやら近未来的なボタンになっている~。

比較

価格はどちらも同じくらい。2000円前後。廉価なやつ。

使い始めのペアリングも同じかんじ。どちらも普通にスマホとペアリングできる。

都度接続

都度接続の優劣は微妙。
ネックバンドの方は、毎回、手動でボタンを長押しして電源を入れる操作が必要(接続は自動)。
それほど手間だと思ってはいなかったが…

完全ワイヤレスの方は、ケースから取り出すだけ。
ケースから出せば自動的に電源が入り接続される。一手間省ける。

ただし、この廉価な完全ワイヤレスに限ることだと思うのだけど、接続がとても不安定。
ネックバンドの方では接続の失敗は一度もなかったのに、
完全ワイヤレスにしてからは、3回に1回は接続が失敗する。あれやこれやと対処しているうちに、音楽を聴けないままに目的地についちゃうほど。接続が不安定なのは大変ストレス。

装着感

装着感は、一長一短だけどネックバンドの勝ちかな。

形態はどちらもカナル型。
前記事にも書いたように(インナーイヤー型の(カナル型ではない)イヤホンに切り替えた)、わたしは極小耳なのでカナル一択!インナーイヤーはNG🙅
装着部を比べてみると、完全ワイヤレスの方がちょっと大きめで、かつ安っちい……。でも、装着感は意外とOK。
ネックバンドはもちろん、完全ワイヤレスも、歩いても、頭を動かしても、しっかりと耳におさまっている。

問題は、髪をかきあげるとか、マフラーを外すとか、物理的な衝撃には、完全ワイヤレスの方がやっぱし弱い。ポロっとおちそうになる。
なので、完全ワイヤレスを使っているときは、気軽に髪をかきあげたり、無造作にピアスを触ったりできない気分。その微妙なストレスが、ネックバンドを使っているときにはまったくなかった。
下に棒が突き出していないタイプの完全ワイヤレスであれば、この点、それほど気にならないのかも。

他方、ケーブルからの解放感は、当然ながら完全ワイヤレスの圧勝。
完全ワイヤレスの方は、まさにフリー。自由である。
ネックバンドの方はときどき、たとえばコートを着たときにケーブルが引っ張っられるみたいな、ケーブルを意識するシチュエーションがないわけじゃない。

携帯性

携帯性はネックバンドの勝ち。
ネックバンドのイヤホンは、超軽量だし形が自由自在。
どんなカバンのポケットにもスルリとおさまってしまう。

それに対して完全ワイヤレスの方は、充電ケースがややかさ張る。それなりに空間を占用する。

機動性

出し入れのしやすさもネックバンドの勝ち。
すべてがケーブルでつながっているので、カバンのポケットに片手を入れて、紐に手が触れれば瞬時に取り出せる。そして即装着。
なんなら、外に出る前にカバンからイヤホンを出しておき首にかけておく。歩きながらゆっくり準備するのでもOK。こういう使い方って、意外と便利。

完全ワイヤレスの場合は、カバンからケースを取り出して、片方ずつ装着するという手間がある。しまう時も、カバンからケースを取り出して、片方ずつしまう。というのがちょっと手間だし、絶対に両手が必要。

あと、完全ワイヤレスは、ちょっと耳から外しておく、的なことができない。これが意外と不便。
ネックバンドの場合は耳から外して首にかけておけば良いところ、
完全ワイヤレスの場合は、なくさないように大事にグーで握っていなくてはいけない。

操作性

これもわたしの場合に限るのだけど、
音量調整や曲飛ばしなどの操作性もネックバンドの方が好き。

ネックバンドの方は、ボタンが3つある。普通押しと長押しの6種類の操作については、誤操作なく完璧に、安定的にやりこなせる。わたしでも。
電源のon/off、一時停止、音量の大小、曲の次と前。これだけできれば、ミュージックアプリさえ起動してしまえば、あとはスマホを取り出す必要はほぼない。

しかし、完全ワイヤレスはボタンが一つしかないので、押し方と機能との関係を覚えられない。覚えたとしても、不器用なのでうまく使い分けができない。
結果的に、何でもスマホから操作することに。
つまり、完全ワイヤレスの場合は、スマホを取り出さねばならないことが大変多い。




まとめ

結論として、わたしはネックバンドの方が好きだ。
完全フリーの解放感は無いが、首にかけてマグネットでとめておけるとか、バラバラにならないとかいった、ケーブルであることの優位性が多い。

あと、わたしの場合に限るが、
フィット感と操作性も、というかそれが絶対的に、ネックバンドの方が安定している。これ重要!

無くしてしまったとあきらめていたお気に入りのネックバンド型イヤホンは、結局、めったに使わないお出かけ用バッグのポケットから出てきた。
ほ~んと、ネックバンド型イヤホンは、ポケットにスポッとおさまって、主張しないから~~。
遠回りしましたが、お気に入りのイヤホンの良さを再認識した。完全ワイヤレスはもう早お蔵入り、待機組に格下げだ~。
これまでたくさんのイヤホンを購入してきたけれど、これほど長く使えているのは、ほんとこれが初めてだよお。