カタール航空の糖尿病食

最近カタール航空に初めて乗りました。

カタールと言えばアラブのお金持ちの国。
カタール航空は世界トップクラスの航空会社として数々の賞に輝いています。
ビジネスクラスの機内食は一流シェフがプロデュースしており、おいしいらしい。

わたしが乗ったのは、もちろんエコノミークラス。
それでも、食事は美味しかったですよ~。
特筆すべきは特別食のバラエティが豊富なこと。その中から、糖尿病食を注文したので、くわしくご紹介しまーす。


特別食メニュー

羽田からドーハまでの直行便で2回の食事が出ます。
オンラインで特別食を注文できるのですが、その種類の豊富さにびっくり。




すごいですね~。宗教上の特別食や療法上の特別食。
よくもここまでと、感心します。
私が注文したのはこちら、砂糖の使用を抑えた「糖尿病食」です。


糖尿病食

一回目 夕食

 メインが、サーモンにトマトソースがかかったもの。マッシュルームとブロッコリーが添えられている。
それとポテト。あれ??
パンもついてます。あれあれ??
前菜に、豆のミックスサラダ。←おいしかった!!
それからフルーツ。あれあれあれ??

ずいぶんと糖質が多くないでしょうか。変だなあ。

2回目 朝食

メインは、スモークチキンに、ブロッコリー、カリフラワー、パプリカ。
それに、サフランライス。あれ??
パンもついている。
オレンジジュース、フルーツ、そしてヨーグルト。あれれれれ~。

しかもヨーグルトは甘いやつ。これだけでも糖質9.3g。

これはずいぶん緩やかな糖質オフのようです。
痩せる目的の糖質オフならまだしも、糖尿病の人はこのお食事でよいのだろうか??

どうせ糖質が高いなら、
普通食の「牛肉煮込み」とか、「バニラフレンチトースト」とか食べたかったな~~。

ということで、帰路は特別食をキャンセルし、普通食をいただくことに。
ちなみに、特別食のキャンセルはオンラインではできず、わざわざ電話をしてキャンセルしました。われながら、食への執念がすごい。


普通食

一回目 朝食

あ~チョイスを間違えた。
「鮭の塩焼きと蟹入り卵焼き」を選択してしまった。
「スクランブルエッグとターキーベーコン」にすればよかった。

お味は可もなく不可もなく。
添え物は「季節のフルーツ」「フルーツヨーグルト」「オレンジジュース」、そして「クロワッサン」。

品ぞろえが、糖尿病食とほぼほぼ一緒。

二回目 夕食

やっと美味しいものが食べられた!
「ビーフストロガノフ」、美味しかった。横にあるのは、ニョッキとかすいとんみたいな感じの炭水化物。
人参とごぼうの「季節のサラダ」も美味しかった。
「ピーチム―スケーキ」とゴディバのチョコレートも美味しかった。ちょっと食べてみた。
写真にはありませんが、もちろんパンも出てきました。普通の丸パン。味見だけ。

結論

次は普通食にする。
糖尿病食でも、結局ライスやパンにはほとんど手を付けられず、おもにメインとサラダをいただくことになる。
であれば、普通食で、メニューを選べる方が嬉しい。

飛行機で糖尿病食を出すというアイディアは大変画期的なので、
今後、糖質オフメニューの開発・発展を望む!!

ところでカタール航空は、糖質オフの捉え方が微妙でしたが、
宣伝文句通り「おトクな運賃」で「上質なサービス」でした。
今後もご利用したいエアライン。糖質量は別として、評判通り食事もおいしかったです!