わたしは仕事で、いろいろな場所に出向き、現場に設置されているプロジェクタに自前のモバイルPCを接続して、パワーポイントや動画をスクリーンに映し出します。
その目的において、これまで BLUEDOT のアンドロイドタブレットを HDMI ケーブルでプロジェクタに接続して使ってきました。
しかしキッチン用のタブレットと併用ではなく、仕事専用のモバイル端末を追加導入したいと考え(☛BLUEDOTの格安タブレット、改めて良さを実感した)、他にどのような選択肢があるか模索してみました。その覚書きをメモメモ。
ちなみに、スマホやタブレットをプロジェクタではなくテレビ(HDMI端子がついている最近のテレビ)に接続する、という状況も同じことですので、スマホの写真や動画をテレビの大画面で見たいと考えている方も、よかったら選択肢として参考にしてみてください。
基礎的条件
モバイルPC(スマホを含む)の絶対条件:- パワーポイントを使える。つまり、windowsでもアンドロイドでも、タブレットでもスマホでもOK。(わたしはmac/iphone系には手を出していない。互換性とか面倒なのでwindows系で揃えたい派)
- 軽量。300g台。これまでいろいろなモバイルPCを使いましたが、500g台でも結局持ち出さない(たとえばARROWS Tab)。気軽に持ち出せる限度が300g台。8インチ。
- レーザーポインターを接続できる。つまり、USB か Bluetooth が使えればOK。
現場の環境:
- プロジェクタ側のHDMI端子のメスかオスは用意されている。
- wi-fi はあったりなかったり。なので、wi-fi 無しを想定。
有線接続の選択肢
HDMIケーブル
HDMI ケーブルで、モバイルとプロジェクタの HDMI 端子を接続(上の写真)。
シンプル。超簡単。そして接続の失敗はほぼ無い。安心感大。
シンプル。超簡単。そして接続の失敗はほぼ無い。安心感大。
2018年10月時点、BLUEDOT のアンドロイドタブレットが現実的な唯一の選択肢。
価格.comより抜粋 |
同部門売れ筋第一位が BLUEDOT。
第2位の恵安 Win タブレットの導入を先日試みたのだけど、ストレージが 32GB の Windows PC は windows update ができず、使い物にならないことを身をもって体験。
自動 update の失敗が繰り返されるたびに C ドライブが圧迫され、早々に初期化もできなくなった。
厳密にはアップデートができないわけではないのだけど、クリーンインストールとか PC 上級者仕様。しかもメーカーサポートは超不親切で頼りにできない。約半年に一度の大型アップデートのたびに相当苦労しそうなので、わたしの手には負えずこの選択肢は却下。
やはり、HDMI ケーブルの有線接続は、BLUEDOT のアンドロイドタブレットが現実的な唯一の選択肢だった。
Windows PC全滅
ちなみに、HDMI 接続云々を棚上げしても、Windows PC は全滅だった。素人でも無理なく windows を運用できそうな 128GB 以上のストレージを持つ PC を探してみたところ、最軽量が ASUS の 2 in 1 で、タブレット部分だけで 540g 。重量オーバー。
パワポのようなオフィス製品を扱うには、アンドロイドより windows の方がやはり大変便利なのだけど、残念ながら windows PC は全面的に今回の選択肢から外れることに。
そしてアンドロイド・タブレットの追加購入ならば HDMIポートをもつ BLUEDOT が最善。他のタブレットを探す必要はない。
かくなるうえは、スマホを活かしての、 BLUEDOT HDMI 接続より便利な選択肢はありえるか?という検討となることに。
MHLケーブル
モバイル端末の「microUSB」とプロジェクタの「HDMI」端子を MHL ケーブルで接続する方法。この場合、モバイル機器とプロジェクタの両方が MHL 対応であることが必要ならしい。
現場の状況が不確定なので、この選択肢は却下。
無線接続の選択肢
クロームキャスト
このしくみは、wi-fi 環境下で、同一LAN内の機器を結ぶことと理解した。wifi 環境を前提にできないので却下。
ミラキャスト
ミラキャストレシーバーとスマホを wi-fi でつなぐしくみ。wi-fi がない環境においても使える。スマホの対応要件は「メモリ1GB以上」で「Android4.2以降」。敷居低っ。
さっそくミラキャストレシーバー👇を購入して実験。
現場の装置に装着!
- 本体をHDMIポートへ
- 電源用のUSBは充電器経由でコンセントへ
スマホの設定
MirrorShare つうところを押すと、あっさり接続完了!
スクリーンにミラーリングされてるよ~~。
少してこずるかもと思っていたけど、
なんのことはない、いとも簡単に、すんなり接続。
いつでも、どこでも、何度でも、確実にすんなり接続されるのか、かすかな不安はありますが、
拍子抜けするほど簡単だった。
もちろん、パワポを普通に横長の大画面で映し出すこともノープロブレムだった。
アニメーションもさくさく動く。
実は、スマホとデスクトップPCはあまりにも重要な機器なので、あまり余計な使い方をしたくないのですが……、しかしこれありかも。便利だわ。
スマホなら、パケット通信を利用して、wi-fi のない環境でも OneDrive に接続できる。つまり、あらかじめ必要なデータを仕込んでおく必要がない。煩雑な作業も割愛できて、BLUEDOT タブレットより便利な予感。
もう少ししばらく、使ってみることにする。
【2018.11.1 追記】
スマホ×AnyCastは有望だったけど、やっぱりだめだ。
数回は問題なくつかえた。接続も操作もノープロブレム。
しかーし昨日、使用中に突然接続が切れた。え~~~。
AnyCastをポートに挿しなおし、スマホで接続操作をすることで、すぐに再接続はできたけど…、突然切れるのは困る!
プレゼン中にてきとうに話を続けながら、再接続の処理をするのは大変よ~。
接続の安定性は重要!なので、AnyCast(ミラキャスト)も却下。
やっぱり、HDMIケーブルの有線接続が、安心・安定で最善だな。
試行錯誤の結果、結局 Bluedot の新タブレットをポチりました。ちゃんちゃん。