糖質オフ開始後3回目の健康診断。ほぼほぼ改善、LDLだけ悪化。

糖質オフを始めたのが2016年11月13日
それから3度目の健康診断の結果が出た。
糖質オフにより、外見はもちろんのこと、体内にも変化が現れてるう。




まずはサイズ

糖質オフ前の最後の健診となった2015年11月5日と最近の2018年6月6日の値を比較してみると、
  • 体重 7.5 ㎏ 減
  • BMI 3.4 ㎏/㎥ 減
  • 腹囲 11.5 ㎝ 減
順調な中年太りから一転、20代の頃のサイズ感にまでほぼ戻ってきました。
いやあ、糖質オフに出会えてよかった😄。もう一度痩せられるとは思ってなかった。

このあたりのはなしは「糖質オフ体験記」として3回にわたって書いているので、よかったら見てね。


次に体内のいろいろな数値

糖質オフ前の2015年11月5日(ピンク)と、最近の2018年6月6日(青)の値を比較してみると、こんな感じ。
世田谷区「特定健診結果の活かし方」から抜粋・加筆

肝機能はやや改善

糖質オフを始めてから3か月後に行った健診で「ALT」が 16 ➝ 40 U/I に急上昇し、
糖質オフで肝臓がボロボロに😱、と心配したが、
その翌年は 17 U/I に戻り、今年も 16  U/I と、標準値で安定。

さらに「γ-GT」は 34 ➝ 49 ➝ 16 ➝ 17 U/l と、やはり糖質オフをはじめていったん悪化したものの、結局元の数値より大きく改善された。

わたしなりに考えてみると、
この悪化した時期、肝臓さんは、エネルギー源を糖から脂肪に切り替えるためにすっごく頑張って疲れてしまったが、切り替えが終了したら安定・改善しましたよ、ということなのかな~

あいかわらずアルコールの休肝日もなく肝臓さんはフル稼働だけど、
なにしろ元気モリモリなようでよかったよかった。



脂質に大きな変化

脂質は悲喜こもごも。
  • 中性脂肪は大幅改善。151 ➝ 57 mg/dl
  • HDLコレステロールも改善。54 ➝ 72 mg/dl
  • LDLコレステロールはさらなる悪化。140 ➝ 170 mg/dl
糖質オフで中性脂肪が改善されたのは予想通り。金スマでの伊藤かずえさんがそうだった。
わたしの中性脂肪の値、糖質オフ前は「保健指導」に足を踏み入れていたが、すっかり健康的な数値になってよかったよかった。

HDLコレステロールが改善されているのもうれしい。
相変わらず運動不足だけど、食事だけでも変わるのね~

問題はLDLコレステロール!!
糖質オフ前からすでに「受診勧奨」に達していたが、糖質オフ後さらに悪化。
でも、中性脂肪とHDLが改善し、LDLだけ悪化ってどういうことだ?

それについて、糖質オフ推進派の江部先生は次ように説明されていますドクター江部の糖尿病徒然日記「糖質制限食でHbA1c改善。LDLコレステロール、中性脂肪は?」2017.3.10
コレステロールは①食事から摂取する他にも②肝臓でも産生されている。
糖質制限開始当初は①食事からの摂取量が増えるので一時的にLDL値が上昇するが、やがて②肝臓がバランスを取ってコレステロールの産生を抑えるようになるので、結果的に数値は基準値に戻る。
それにかかる時間には個人差があり、半年から1年、2年、数年かかる人もいるとのこと。

たしかにわたし、昨年度はLDLが驚異的に上昇し232mg/dl(2017年10月20日時点)を記録した。それに比べれば、今年は 170 mg/dl と、基準値に戻りつつある過程と考えればよいのだろうか。
良きに解釈して、そうしておこう!

さらに江部先生曰く、「ともあれ、HDLコレステロールが正常で、中性性脂肪値が基準値なら、LDLコレステロールもよい仕事をしている善玉です。」とのこと。
つまり、LDLコレステロールは一概にすべてダメなのではなく、粒の大きさによって良し悪しがあるらしく、粒の小さいのは有害だけど、大きいのはむしろ有用ならしい。

じゃあ、わたしの場合、HDLと中性脂肪が基準値だから、わたしのLDLは善玉ってことね!
と良きに解釈しておこう!

このたび健診をしてくださったお医者様も、差し迫った問題はないと言っていた。
エコーで見たところ動脈の硬さと詰まりは正常範囲だし、眼底検査にも異常がない。
つまり、血がどろどろで血管が詰まって爆発しそうな兆候はどこにもないらしい。

じゃあ、大丈夫ね~。このままMEC(肉と卵とチーズ)とワインの食生活を続行だ!



血糖の悪化は解せない

脂質の悪化は身に覚えがあるが(MECの大量摂取)、
なんでなんで「ヘモグロビンA1c」の値が悪化するんだ?
「ヘモグロビンA1c」は過去1~2か月の血糖値の状態が反映される値。

糖質オフ前の2015年度から順に 4.7 ➝ 4.8 ➝ 4.5 ➝ 5.1 %
いずれも「標準値」だけど、ここはむしろ大幅改善するところでしょうが。
血糖値を上げないように細心の注意を払っているのに、ここが悪化するのはまったく解せない。

もしかすると、今年の3月後半に2週間の血糖値実験を行い、パンやライスなど高糖質メニューをたくさん食べた日々がたたっているのかしら??
そういうことにして、とりあえず来年度の数値に期待しよっと。

意外にもピロリ菌はいなかった

もひとつおまけに、ピロリ菌の話。
高齢になるほど不衛生な住環境で育っていることよりピロリ菌感染率が高くなる。
日本のアラフィフ人口は40%くらいが感染しているらしいピロリ菌ネット

わたしは、子どもの頃から胃が弱く、胃もたれは日常茶飯事。大学生のときに胃潰瘍になりかけたこともある。
わたしの胃にはこんなピロリちゃん👇が住んでいるのだろう、いつか除去したいものだと思っていた。
ピロリ菌事典」より抜粋 
今回「胃がんリスク検査」をしたら、ピロリ菌検査のことだったみたいで、結果、あれ?ピロリちゃんいなかった。
そういえば、以前糖質オフ体験記」にも書いたけど、糖質オフしてから慢性的な胃もたれが解消されたんだった。
わたしの胃もたれは、ピロリ菌ではなく、糖化が原因だったのかなあ??


まあ、いろいろと詳しいメカニズムはよくわからないが、
糖質オフにより、サイズだけではなく、体内でもさまざまな変化がおきている。
都合よく解釈してる部分もあるが…、今のところ、大局的には改善されてる~。
糖質オフは間違ってないと思える結果だったよ🙆





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